こんにちは。えびせんです。
今回は「寝足りない」がなくなる本「効率のいい睡眠を手に入れる方法」という本を読んでみましたので、簡単に紹介したいと思います。
なぜこの本を読んだのか?
私は数年前から「中途覚醒」という不眠症の一種に悩んでいます。
中途覚醒とはいったん眠りについても、翌朝起床するまでの間に何度も目が覚めてしまうことです。
私の場合は昔からよく夜更かしをしてしまい、夜中の2時ころに寝ることが多くあり
今だにその習慣は治っていません。
学生のころはしっかりと翌朝の7時半ころまで眠れていましたが、
今は眠りに入ってから3時間ほどで目が覚めてしまうことが多いです。
一度目が覚めてしまうと、そのあと眠ろうとしても1時間おきに目が覚めてしまい、
睡眠のせいで疲れてしまうということが多々あります。
今回はこちらの悩みを少しでも解決したいと思い、この本を手に取りました。
どんな人におすすめか?
・効率よく睡眠を取りたいと思う人
不眠症の中にもいろいろな種類がありますが、眠れるようになる方法を本の中で「わかりやすく、医学的に」説明しているため、どなたにも参考になると思います。
読むとどうなるか?
睡眠の仕組み、重要さが理解できます。
どのような仕組みで眠くなるのか、眠らないとどんな影響が出るのか・・・等々。
睡眠と仕事の関係もわかり、はかどり具合も変わります。
読んでみての感想とタメになったこと
著者が作業療法士で、実際に病院に勤務されていた経験から書かれているため
医学的根拠もあり、ためになることが多くありました。
昼食後に眠くなるメカニズムや、寝る1時間前に耳から上の部分を冷やすとよく眠れる・・・等
人の体ってそういう風にできているんだな~とか
なるほど!そういうことだったのか!と考えさせられました。
この一冊を読むことでいかに睡眠が重要かということや、眠れるようになる方法をいくつか見つけることができると思います。
以下は自分の中で記憶に残った部分としてメモしておきます。
睡眠不足になることによって残業が増えている
睡眠が不足することにより、注意の対象が次々に移る「伝導性注意」が活発になる。
「伝導性注意」により複数仕事があるとその中の色々な要素に対してスポットライトを当ててしまうため、いつまでたっても仕事が終わらない。
眠る1時間前が「記憶のゴールデンタイム」
効率よく物事を記憶したいのであれば、眠る1時間前に学習をする。
そうすることによって、眠り始めて3時間程度しか出現しない深い睡眠の時に記憶を効率よく定着させることができる。
意図的に深部体温を下げて深い睡眠をとる
内臓の温度を下げることで深部体温が下がる。
一般的にはお風呂に入ることで、深部体温を下げることができるが、物理的に下げる方法もある。
脳も内臓の1つであり、考え事をすると温度が高くなっていく。
そこで、耳から上の頭を物理的に冷やすことで深部体温が下がる。
ただし、耳から下を冷やしてしまうと、脳幹が生命の危機と判断し、大脳覚醒させてしまうので、注意が必要。
眠る前の歯磨きにも睡眠との関係性がある
歯を磨くことで唾液が分泌され、口腔内に酵素が残る。
酵素が残ると副交感神経が活性化され、リラックスすることができる。
気になった方は以下より読んでみてはいかがでしょうか。