出典:ジャンプジェイブックス
今回は鬼滅の刃の小説(ノベライズ)である「鬼滅の刃 しあわせの花」を読んでみましたので、簡単にあらすじと感想を書いていきたいと思います。
一部ネタバレありのため、ご注意ください。
本記事では1話と2話の紹介とします。
3話から5話については別記事にて紹介します。
同じくノベライズである「鬼滅の刃 片羽の蝶」についても以下記事にて感想を書いていますので、興味があればご覧ください。
第1話 しあわせの花 あらすじ
出典:鬼滅の刃アニメ
主な登場人物:竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助
炭治郎が花嫁を見て、禰豆子も同じように幸せになることができるのだろうか、という不安を持つ。
そんな時に出会った二人の少女から持っていると誰よりも幸せになれる「ホオズキカズラ」という花の話を聞き、一人で夜の山に入り取りに行くも・・・。
第1話 しあわせの花 感想
いつもの4人、通称かまぼこ隊が結成されて間もないころ(響凱を倒した後)の話です。
あらすじにも書きましたが、禰豆子のために任務後でボロボロの炭治郎が一人で山に入り花を探しに行くところはやはり家族想いの長男だなという感じですね。
ただ、この話は炭治郎がメインではあるのですが、善逸の登場シーンもたくさんあります。
女の子がテーマの話だからというのもありますが、花嫁を見て炭治郎が禰豆子の将来を心配していたところも彼の得意な「音の聞き分け」で気づき、炭治郎に言葉をかけていました。
また、炭治郎が夜一人ででかけた時も妹のためにホオズキカズラを取りに行ったとすぐに気づいたところも凄いなと思いました。
まだ出会って間もないのに、仲間をよく理解している善逸の人の好さが出ているストーリーでもありました。
最終的に炭治郎は花を持ってくることができましたが、それに対する禰豆子の反応も必見です。
第2話 誰が為に あらすじ
出典:鬼滅の刃アニメ
主な登場人物:我妻善逸、桑島慈悟郎
この日もいつものようにお散歩に出かけ、沢山の花が咲き誇る野原にたどり着いた。そこにひっそり咲く黄色い花を見た瞬間、善逸の中で風化していた記憶が唐突によみがえる。
それは元柱の桑島慈悟郎の下で修業していたころの話だった・・・。
第2話 誰が為に 感想
簡単に内容を言うと、善逸のじいちゃん(桑島慈悟郎)の修行から逃げ出し、街で出会った少女を鬼から守ったという話です。
善逸が初めて「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃」を披露したのは響凱の屋敷で少年を守った時です。
あの時は恐怖で気を失い、気づいたら鬼の頸を切っていたという状況でした。
今回の話でも少女を守るために鬼に立ち向かったのですが、おそらく初めての鬼狩りだったのだと思われます。
響凱の屋敷の時と同様に気を失っている間に頸を切っていました。
その鬼狩りの様子を見届けていた桑島慈悟郎は善逸に言いました。
「やさしい大馬鹿者だ。お前は」
さらにこのような言葉をかけます。
「やさしさは人の心をどこまでも強靭にする。誰かの為に振るう刃は、この世の何よりも強い刃だ。お前はそれになれ」
善逸は普段あまり頼れる存在ではありませんが、いざというときにやれる男です。
そして、時折見せる彼の優しさは一番の特徴であり、一番の武器でしょう。
気を失うと強くなるという原理はここでも明かされませんでしたが、善逸とじいちゃんの過去が知れたので良かったです(笑)
残念ながら獪岳は登場しませんでしたが、この過去を知った後に獪岳戦を読むとまた違った捉え方ができるでしょう。
まとめ
しあわせの花の1話と2話について簡単に書かせていただきました。
どちらの話も炭治郎や善逸達のちょっとした過去話や本編で描かれていない部分の話となっています。
特に善逸の登場シーンが多く、善逸ファンにはおすすめしやすい本かなと思います。
アニメや漫画を見た方はご存じと思いますが、善逸のいい意味でのうるささがこの小説でも出ています(笑)
伊之助についてはまだ仲間になって間もないため、ちょっと変なヤツ、うざい奴感がまだありました。
彼は無限列車編あたりから仲間意識が強くなってくるので、この話の中ではまあしょうがないかなという感じです。
私は伊之助推しなので、今後の話で小説も大活躍を祈ります(笑)
3話から5話は別記事としますので、本記事はここまでとします。
しあわせの花が気になった方はぜひ読んでみてください。
鬼滅の刃関連では他にもこんな記事を書いていますので、興味があれば読んでみてください。
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